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記憶を探りだしたプロセスは
作家自身の個人的な思い出から抽出したイメージを
一度絵画にかき起こし、サンドペーパーで表面から削られていきます
あえて残したサンドペーパーは記憶が形を変え、自身の中に残り続けていくことを意味します
関係性が成り立つ二枚の絵画から派生し
ゆらゆらと漂うモビールや
傷の装飾を負ったミニ額シリーズも交え
独自のリズムを刻みながら空間へと配置されていきます
自分の思うように消えない記憶
懐かしむとは過去への逃避行
なつかしいとは未来に進むための回帰
どの時代かわからない世界の一部
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